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クーラーのない夏

梅雨明けとともにクーラーがぶっ壊れて1週間。

毎日30度を超える暑さの中、汗をだらだらかきながら、仕事をし、飯を食い、大の字で眠っている。

昨日の昼に32度(屋内)だったのがここ何日かの最高だが、慣れというのはありがたいもので、今日も31度まであがったが、それほど暑いというほどではなかった。

外に出ればむしろ風があって涼しく感じるほどで、朝から晩、そして朝まで一日中クーラーをつけて家にこもっていた去年の夏を思うと、むしろ恐ろしくなる。

クーラーの中にいれば快適だが、それは人工的に作り出された空間であって、ほんとの世界ではない。それはまさに現実逃避であって、ひとたびその人造物を失えば、厳しい現実にさらされるのである。

外にでる、陽にあたる、汗をかく、そういうあたりまえのことから逃げてばかりいると、体力も忍耐力もなくなり、本来の生命力が弱っていくように思う。

クーラーが壊れて、会社員ではなくなる今年の夏。自分を守っていたものを失くし、生身の自分で社会と闘う。

ごまかしの効かない自分と向き合う日々は、きっと自分を今よりも強くしてくれるだろう。そこから逃げずにいれば、きっと今より好きな自分に会えるだろう。

何かに怯えて生きるのは、そろそろやめにしよう。

明日も汗をかくぞ。